2023年4月より 送迎バスの置き去り防止安全装置の設置義務化!ガイドラインに適合した製品のご紹介

2023年4月5日

お役立ちコラム

  • 記事コラム

2023年4月より、送迎バスの置き去り防止を支援する安全装置の装備が義務付けされます。本記事では、義務化の概略、ガイドライン、補助金について解説した後、国土交通省が策定した「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン」の規定を満たす安全装置をご紹介します。

義務化の概略

  • 義務化の開始日
    2023年4月1日 ※
    (※以下 義務化の内容②については、1年間は猶予期間です。2024年4月1日からは猶予期間が終了します。)
  • 義務化の内容
    ①乗降⾞の際に点呼等の⽅法により園児等※1 の所在を確認
    ②送迎⽤バスへの安全装置※2 の装備 及び 当該装置を⽤いて、降⾞時の園児等の所在確認
    ※1「園児等」には、保育所・幼稚園・認定こども園等の幼児のほか、⼩学校・中学校・義務教育学校・⾼等学校・中等教育学校・特別⽀援学校・⼤学・⾼等専⾨学校・専修学校の児童⽣徒・学⽣を含む。
    ※2国⼟交通省のガイドライン(令和4年12⽉20⽇公表)に適合していることが求められる。
  • 対象施設
    <上記①に関して>
    幼稚園、保育所、認定こども園、特別支援学校、認可外保育施設、
    小学校以上の学校・専修学校・保育所以外の児童福祉施設・障害児入所施設・放課後児童クラブなど
    <上記②に関して>
    幼稚園、保育園、認定こども園、特別支援学校、認可外保育施設など(バス約44,000台が設置対象)

ガイドラインについて

2022年12月20日に、国土交通省が「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置の関するガイドライン」を策定し公表しました。このガイドラインでは、送迎用バスへのこどもの置き去り事故の防止に役立つ「安全装置」の最低限の要件を定めています。

「安全装置」の主な要件

ガイドラインにおいて規定された「安全装置」の主な要件は以下の通りです。

① 運転者等が車内の確認を怠った場合には、速やかに車内への警報を行うとともに15分以内に車外への警報を発すること
こども等がいたずらできない位置に警報を停止する装置を設置すること
十分な耐久性を有すること 例)− 30~65 ℃への耐温性、耐震性、防水・防塵性等
④ 装置が故障・電源喪失した場合には、運転者等に対してアラーム等で故障を通知すること

この要件に適合する製品を装備することで、置き去り防止安全装置の装備義務を守ることになります。要件に適合した製品は、内閣府のHPで確認できますので、装置の検討時にご確認ください。(内閣府HP参照:「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のリストについて」)

補助金について

送迎用バスへの安全装置の導入支援として、ブザーやセンサーなど、車内の園児等の所在の見落としを防止する装置の装備等のための改修に必要な経費を支援するため補助金が支給されます。

補助金の概要

安全装置の装備が義務付けられている施設(幼稚園・保育所・認定こども園・特別支援学校 等)では1台あたり上限17万5千円、義務付けられていない施設(小学校以上の学校・専修学校・保育所以外の児童福祉施設など)では、1台あたり上限8万8千円が支給されます。

注意点

補助金を活用するためには、内閣府HPで確認できるリスト「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のリストについて」から安全装置を選ぶことが必要です。

ガイドラインに適合する製品のご紹介

株式会社カナデンでは、ガイドラインに適合した「置き去り防止安全装置」を取り扱っています。認可を受けた製品が比較的少なく、また製品の在庫の都合もございますので、お早めにご相談ください。補助金を活用をしながら義務化に向けた取り組みを進める事業者様を支援いたします。ご興味がある方は以下の製品詳細ページよりお問い合わせください。

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