ロボット利活用で人手不足問題を解決 ~猫耳でかわいいと評判の配膳ロボット『BellaBot』がレストランやホテル、オフィスで活躍中~

2022年4月19日

製品・サービス紹介

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配膳ロボット

日本は年々、労働力不足が深刻化し、社会問題となっています。そもそもの少子高齢化にともなう人口減少や、人気・不人気職種への人の集中と敬遠が根本原因としてありますが、コロナ禍によってそれが加速し、特に不特定多数の人と接触するようなサービス業は、より人手不足感が高まっています。

カナデンでは、そうした社会的背景と企業の課題感を受け、産業用ロボット・サービスロボットを提供し、工場や製造現場、介護・医療現場、レストランや飲食店、ホテル、オフィス・会議室等の人手不足の解消を進めています。ここでは特に、配膳ロボット「BellaBot」を中心に、サービスロボット活用についてご紹介します。

働き手がいなくなる日本 43%の企業が人手不足を感じている

配膳ロボット総務省統計局の「労働力調査」を見ると、日本の労働力人口(就労者+完全失業者)は2019年時点では6886万人。これは34年前の1985年から今までのなかで最大の数字となっています。しかし数字だけ見ると年々増加傾向にあって問題なさそうに見えますが、実は15歳から64歳までの労働力として主力を担う層の人口(生産年齢人口)は、1994・1995・1997年の8697万人をピークに年々減少して2019年には7510万人。今後はさらに減っていく見込みです。

また、帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査(2021年10月)」によると、正社員が不足している企業は43.8%、アルバイト・パートが不足している企業は25.1%に上り、正社員・非正社員ともに人手が足りていません。

日本は社会や企業が「人手不足である」にありながら、労働を担える人の数に余裕がなくなっています。この状態を解消するには、①人・労働力を増やす、②サービスの質を落とすかの2択しかありませんが、少子化で人を増やすことは難しく、だからと言ってサービスの質は落とせない。多くの企業がそんな板挟みのジレンマを抱えています。

そこで第3の選択肢となるのが、人に代わる労働力としての「ロボット活用」です。ロボットが労働力となり、人とロボットで業務分担することによってサービス品質も維持しつつ高めていく。多くの企業では、そんな取り組みがすでに始まっています。

大手レストランチェーンが1000店舗に配膳ロボット導入開始

配膳ロボット

飲食店やレストランでは、前の帝国データバンクの調査によると、飲食店の6割以上でアルバイト・パートが不足しているという結果が出ています。飲食店やレストランの場合、労働力をアルバイト・パートに頼る部分が多く、コロナ禍で退職が増え、応募が減っており、人手不足がさらに深刻化しています。こうした状況に対し、チェーン店を展開するレストランでは店舗に配膳ロボットを導入し、人手不足を解消する取り組みが広がっています。

ある大手ファミリーレストランは、2022年末までサービスロボットを全国の1000店舗に導入し、フロア業務を自動化するという発表しました。またある焼肉チェーンでも配膳ロボットを活用して業務効率化を進めています。

これらの店舗では、ロボットが食事の配膳を担当し、注文や会計などの接客業務は人が担当。人とロボットを業務分担することにより、今と同じか少ない人数でフロアをさばくことができるようになります。また配膳や下げ膳は重いものを持つ作業なので、配膳ロボットによってその作業から解放されたとスタッフからは好評を得ています。

こうした動きは他のファミリーレストランチェーンにも広がっています。注文はテーブルにあるタッチパネルでお客自らが行い、フロア業務を自動化・省力化しているファミリーレストランも増えていますが、配膳ロボットがテーブルまで料理を持ってくるのが日常風景になる日も近くなっています。

病院や介護施設、カラオケボックスなどでも配膳ロボットが活躍中

配膳ロボットが活躍しているのはレストランだけではありません。料理をはじめ、「モノを運ぶ」業務はどんな仕事にも存在し、さまざまな場所で配膳ロボットは広がっています。

例えば病院や介護施設、老人ホームでは、調理や配膳などのスタッフが不足気味になっています。入院患者向けの朝昼晩の3食の配膳作業は手間がかかっており、そこに対しロボットを活用するところが出てきています。特にコロナ禍になってスタッフも患者も非接触へのニーズは高まっており、それを可能にするものとして受け入れられています。

また先進的な病院では、密閉棚や鍵付きの特殊なロボットを使い、検体や薬などを搬送するといったケースも試験的に行われています。

ホテルでも配膳ロボットの導入が始まっています。レストランでの利用方法と似ていますが、観光地のホテルは年々人手集めが難しくなっており、それを補うものとして採用され始めています。

カラオケボックスでも、ある大手カラオケボックスチェーンでは、キッチンから各部屋への配膳にロボットを活用しています。カラオケ熱唱中にスタッフが部屋に入ってきて気まずくなるということがなくなり、お客からはおおむね好評。スタッフがキッチンと部屋を往復する時間も減らすことができ、接客や飲食の注文対応などがやりやすくなったとのことです。

 

カナデン本社のオフィスでも活躍中の配膳ロボット「BellaBot」

ダミーイメージ

カナデン東京本社でも、2021年10月から配膳ロボット「BellaBot」を導入して活用しています。

BellaBotは、自ら周囲の環境を認識して地図を作って安全に動き回ることができる自律搬送型の配膳ロボットの一種です。最大の特長は、猫耳がついた可愛らしいデザインとコミュニケーション機能で、耳や頭をなでると喜んで表情がコロコロと変わり、話かけるとちょっとした会話もでき、お客さまや社員から好評です。

BellaBotはレストランでは主に配膳ロボットとして使われていますが、当社では受付業務を担当し、来社したお客さまへのあいさつや声かけにはじまり、会議室への案内、お茶の運搬などを行なっています。お客さまからは「かわいい」という声が一番多いですが、「自分から衝突を回避するのはすごい」とBellaBotをまじまじと見るお客さまや、初めての商談に来たお客様が「ロボットとの会話や話題がコミュニケーションになって緊張感をほぐしてくれました」という反応など、大変好評をいただいています。

  

ロボット活用ではじまる新しい仕事の仕方

配膳ロボットは、レストランだけでなく、オフィスやホテルなどの、モノを運ぶ、接客をする業務があるところでは、どこでも効果的に使うことができます。特にBellaBotは猫耳で親しみやすく、お客さまとのコミュニケーションを得意としており、サービス品質やおもてなしの向上に役立ち、単なる配膳ロボットよりも幅広いアプリケーションで有効です。

コロナ禍や衛生管理が厳しくなり、非接触が推奨されるなか、配膳ロボットをはじめサービスロボットの活用が、事業継続の鍵を握ります。刻々と変わる時代のなかで、ロボットを積極的に使い、新しいカタチのレストランやホテル、オフィス等の運営をカナデンと一緒にはじめてみませんか?

ご用命はカナデンまでお気軽にお寄せください。

 

 

日本は年々、労働力不足が深刻化し、社会問題となっています。そもそもの少子高齢化にともなう人口減少や、人気・不人気職種への人の集中と敬遠が根本原因としてありますが、コロナ禍によってそれが加速し、特に不特定多数の人と接触するようなサービス業は、より人手不足感が高まっています。

カナデンでは、そうした社会的背景と企業の課題感を受け、産業用ロボット・サービスロボットを提供し、工場や製造現場、介護・医療現場、レストランや飲食店、ホテル、オフィス・会議室等の人手不足の解消を進めています。ここでは特に、配膳ロボット「BellaBot」を中心に、サービスロボット活用についてご紹介します。

働き手がいなくなる日本 43%の企業が人手不足を感じている

ダミーイメージ
総務省統計局の「労働力調査」を見ると、日本の労働力人口(就労者+完全失業者)は2019年時点では6886万人。これは34年前の1985年から今までのなかで最大の数字となっています。しかし数字だけ見ると年々増加傾向にあって問題なさそうに見えますが、実は15歳から64歳までの労働力として主力を担う層の人口(生産年齢人口)は、1994・1995・1997年の8697万人をピークに年々減少して2019年には7510万人。今後はさらに減っていく見込みです。

また、帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査(2021年10月)」によると、正社員が不足している企業は43.8%、アルバイト・パートが不足している企業は25.1%に上り、正社員・非正社員ともに人手が足りていません。

日本は社会や企業が「人手不足である」にありながら、労働を担える人の数に余裕がなくなっています。この状態を解消するには、①人・労働力を増やす、②サービスの質を落とすかの2択しかありませんが、少子化で人を増やすことは難しく、だからと言ってサービスの質は落とせない。多くの企業がそんな板挟みのジレンマを抱えています。

そこで第3の選択肢となるのが、人に代わる労働力としての「ロボット活用」です。ロボットが労働力となり、人とロボットで業務分担することによってサービス品質も維持しつつ高めていく。多くの企業では、そんな取り組みがすでに始まっています。



 

大手レストランチェーンが1000店舗に配膳ロボット導入開始

ダミーイメージ

飲食店やレストランでは、前の帝国データバンクの調査によると、飲食店の6割以上でアルバイト・パートが不足しているという結果が出ています。飲食店やレストランの場合、労働力をアルバイト・パートに頼る部分が多く、コロナ禍で退職が増え、応募が減っており、人手不足がさらに深刻化しています。こうした状況に対し、チェーン店を展開するレストランでは店舗に配膳ロボットを導入し、人手不足を解消する取り組みが広がっています。

ある大手ファミリーレストランは、2022年末までサービスロボットを全国の1000店舗に導入し、フロア業務を自動化するという発表しました。またある焼肉チェーンでも配膳ロボットを活用して業務効率化を進めています。

これらの店舗では、ロボットが食事の配膳を担当し、注文や会計などの接客業務は人が担当。人とロボットを業務分担することにより、今と同じか少ない人数でフロアをさばくことができるようになります。また配膳や下げ膳は重いものを持つ作業なので、配膳ロボットによってその作業から解放されたとスタッフからは好評を得ています。

こうした動きは他のファミリーレストランチェーンにも広がっています。注文はテーブルにあるタッチパネルでお客自らが行い、フロア業務を自動化・省力化しているファミリーレストランも増えていますが、配膳ロボットがテーブルまで料理を持ってくるのが日常風景になる日も近くなっています。

病院や介護施設、カラオケボックスなどでも配膳ロボットが活躍中

配膳ロボットが活躍しているのはレストランだけではありません。料理をはじめ、「モノを運ぶ」業務はどんな仕事にも存在し、さまざまな場所で配膳ロボットは広がっています。

例えば病院や介護施設、老人ホームでは、調理や配膳などのスタッフが不足気味になっています。入院患者向けの朝昼晩の3食の配膳作業は手間がかかっており、そこに対しロボットを活用するところが出てきています。特にコロナ禍になってスタッフも患者も非接触へのニーズは高まっており、それを可能にするものとして受け入れられています。

また先進的な病院では、密閉棚や鍵付きの特殊なロボットを使い、検体や薬などを搬送するといったケースも試験的に行われています。

ホテルでも配膳ロボットの導入が始まっています。レストランでの利用方法と似ていますが、観光地のホテルは年々人手集めが難しくなっており、それを補うものとして採用され始めています。

カラオケボックスでも、ある大手カラオケボックスチェーンでは、キッチンから各部屋への配膳にロボットを活用しています。カラオケ熱唱中にスタッフが部屋に入ってきて気まずくなるということがなくなり、お客からはおおむね好評。スタッフがキッチンと部屋を往復する時間も減らすことができ、接客や飲食の注文対応などがやりやすくなったとのことです。

 

カナデン本社のオフィスでも活躍中の配膳ロボット「BellaBot」

ダミーイメージ

カナデン東京本社でも、2021年10月から配膳ロボット「BellaBot」を導入して活用しています。

BellaBotは、自ら周囲の環境を認識して地図を作って安全に動き回ることができる自律搬送型の配膳ロボットの一種です。最大の特長は、猫耳がついた可愛らしいデザインとコミュニケーション機能で、耳や頭をなでると喜んで表情がコロコロと変わり、話かけるとちょっとした会話もでき、お客さまや社員から好評です。

BellaBotはレストランでは主に配膳ロボットとして使われていますが、当社では受付業務を担当し、来社したお客さまへのあいさつや声かけにはじまり、会議室への案内、お茶の運搬などを行なっています。お客さまからは「かわいい」という声が一番多いですが、「自分から衝突を回避するのはすごい」とBellaBotをまじまじと見るお客さまや、初めての商談に来たお客様が「ロボットとの会話や話題がコミュニケーションになって緊張感をほぐしてくれました」という反応など、大変好評をいただいています。

  

ロボット活用ではじまる新しい仕事の仕方

配膳ロボットは、レストランだけでなく、オフィスやホテルなどの、モノを運ぶ、接客をする業務があるところでは、どこでも効果的に使うことができます。特にBellaBotは猫耳で親しみやすく、お客さまとのコミュニケーションを得意としており、サービス品質やおもてなしの向上に役立ち、単なる配膳ロボットよりも幅広いアプリケーションで有効です。

コロナ禍や衛生管理が厳しくなり、非接触が推奨されるなか、配膳ロボットをはじめサービスロボットの活用が、事業継続の鍵を握ります。刻々と変わる時代のなかで、ロボットを積極的に使い、新しいカタチのレストランやホテル、オフィス等の運営をカナデンと一緒にはじめてみませんか?

ご用命はカナデンまでお気軽にお寄せください。

 

 

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