建設現場の未来を変える「i-Construction 2.0」とは?オートメーション化の狙いを解説

2026年1月16日

製品・サービス紹介

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「i-Construction 2.0(アイコンストラクション 2.0)」とは?

「i-Construction 2.0(アイコンストラクション 2.0)」とは、建設現場のオートメーション化(自動化)を進めるための新しい取り組みです 。
これまで進められてきたICT建設機械の活用を一歩進め、少ない人数で安全かつ快適に働ける生産性の高い現場を目指しています 。
具体的には、AIやロボット技術を活用し、これまで人が手作業で行ってきた業務をシステムが自動的に実施できるように変革していくものです 。

i-Construction 2.0 が始動した背景

建設産業において、担い手不足や就業者の高齢化は喫緊の課題となっています

日本の生産年齢人口は2040年度には2020年度比で約2割減少すると予測されており、建設業においても将来の担い手確保が困難になる懸念があります
一方で、近年激甚化・頻発化している自然災害への対応や、高度経済成長期以降に集中的に整備されたインフラの老朽化対策など、社会資本整備へのニーズはむしろ高まっています

このような状況下で、将来にわたって国民の安全・安心を守り、不可欠なサービスを提供し続けるためには、デジタル技術やデータの活用により、少ない人数で仕事を遂行できる体制を整えなければなりません
これまで進められてきたICT建設機械の活用などをさらに深化させ、建設現場のあり方を根本から変革する取り組みとして「i-Construction 2.0」が策定されました

オートメーション化を実現する3つの柱

i-Construction 2.0では、建設現場を先進的な工場のような生産性の高い環境へと進化させるため、以下の3つの施策を柱としています

  1. 施工のオートメーション化
    これまではオペレータが機械に搭乗して操作していましたが、今後は一人の管理者が複数の建設機械の動作を管理する「施工のオートメーション化」を推進します
    ・異なるメーカー間の建設機械でも制御可能な共通制御信号の策定や、自動施工の標準的な安全ルールなどの環境整備が進められています

  2. データ連携のオートメーション化(デジタル化・ペーパーレス化)
    ・調査から設計、施工、維持管理までの建設生産プロセス全体を3次元データでつなぐBIM/CIM(ビムシム)を推進します
    ・設計データを施工データとして直接活用することで、同じデータを繰り返し手入力する手間を省き、バックオフィスの効率化を図ります
  3. 施工管理のオートメーション化(リモート化・オフサイト化)
    ・現場に行かずにカメラやWeb通信で確認を行う「遠隔臨場」を完成検査まで拡大します
    ・プレキャスト製品の活用を推進し、現場作業のリモート化・オフサイト化を進めます
    ・これらを支えるため、日本全国を高速・大容量回線で接続する100Gbps級のネットワーク整備も進められます

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2040年度までに目指す具体的な目標

i-Construction 2.0は単なる技術導入ではなく、働く人々の環境を大幅に改善するためのプロジェクトです 。2040年度までに、以下の達成を目標として掲げています

  • 省人化による生産性の向上 ・建設現場において、少なくとも3割の省人化、すなわち生産性を1.5倍以上に向上させることを目指します
  • 安全確保の徹底 ・建設機械の自動化や遠隔化により、人的被害が生じるリスクを限りなく低減し、現場の事故削減を目指します
  • 働き方改革と多様な人材の活躍
    ・これまで暑い屋外で行っていた作業を、空調の効いた室内の快適な環境下に移行することを目指します
    ・デジタルデータの活用により、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方や、多様な人材が活躍できる場を創出します

建設現場の未来を共につくる

i-Construction 2.0(アイコンストラクション 2.0)が目指す「建設現場のオートメーション化」は、業界の担い手不足を解消し、持続可能な社会を築くための大切な一歩です。

弊社は、自動施工の鍵となる精密な「振動センサ」やさまざまなセンシング技術、そして大容量データの円滑なやり取りを可能にする高速ネットワーク環境の構築など、現場のオートメーション化を支えるソリューションを取り扱っております。

現場の安全性を高め、誰もが快適に働ける環境づくりをお手伝いすることで、建設業界のさらなる発展に寄与したいと考えております。
オートメーション化に向けた課題解決や、現場に最適な製品の選定についてお困りのことがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

これからの建設現場が、次世代を担う方々にとって誇りとやりがいを感じられる場所となるよう、誠心誠意サポートをいたします。

※出典:国土交通省「i-Construction 2.0 ~建設現場のオートメーション化~」https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/const-dx/content/001738240.pdf

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