空調リニューアル&見守りサービスのおすすめ カナデン&カナデンエンジニアリング
2022年2月28日
製品・サービス紹介
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いまお使いの空調機器は大丈夫ですか?空調更新に役立つ知識を一挙ご紹介します!
空調システムは一度設置したら10年から15年は普通に動きます。技術進化のおかげで昔ほど故障することは少なくなっていますが、それでも空調機器はやっぱり精密機械。なんの手入れもしなければ自然と劣化し、不調になったり、突然壊れてしまうこともあります。それを防ぐためにも、定期的な点検とメンテナンスで手を入れてあげることで、長期間にわたって高いパフォーマンスを保ち、結果としてお得になります。
また、数年前に空調システムを設置した時と今では大きく時代は変わっていて、旧来機種を使い続けるリスクというのも出てきています。その典型的な例が、R 22冷媒(HCFC)という強い温室効果ガスに関するものです。今では規制が非常に厳しくなっていて、このまま使い続けていくと思わぬ損失になったりします。
そこで今回は、現在使っている空調システムについて、今すぐ点検または入れ替え検討をした方が良い理由を紹介します。
いまお使いの空調機器は大丈夫ですか?規制が厳しいR 22冷媒使用機種
はじめに注意喚起としてお伝えしたいのが、R 22冷媒についての動きです。
2020年4月1日に改正されたフロン排出抑制法によって、業務用エアコンと冷凍・冷蔵機器について、使用と廃棄時により厳しい規制が課されることになりました。もし現在お使いの空調システムが対象機器の場合、注意する必要があります。
20年ほど前までの業務用空調には冷媒としてR 22が使われていましたが、温室効果ガスであることが判明してからは世界的に規制がかかるようになり、このたびモントリオール議定書とオゾン層保護法にもとづいてR 22冷媒は生産が禁止され全廃となりました。それにともないフロン排出抑制法が改正され、R22冷媒を使用した機種には使用と廃棄に大きな制限がかけられています。
具体的には、R22冷媒の業務用エアコンの使用について、すべての機器について3ヶ月に1回以上の簡易点検、一定以上の機器に関しては1年または3年に1回以上、専門家による定期点検が義務付けられています。さらにその点検記録も保管する必要があり、たとえ機器を入れ替えて旧機種を廃棄したとしても、廃棄後3年間は保管することが義務となっています。
また廃棄についても、廃棄する前にフロン回収を専門業者に依頼して行ってもらわなければなりません。この作業は都道府県認定の第一種フロン類充填回収業者のみが可能です。機器の廃棄の際も、引取業者に対してフロン回収済みを証明する引取証明書の写しを提出する必要があり、これは先の専門業者によるフロン回収を行った後にしか手に入れることができません。
これらの義務を怠った場合、違反者所有者には50万円以下の罰金が課せられるので注意が必要です。
もし今使っている空調システムが2000年頃の機種だった場合、規制の適用範囲になる可能性が非常に高くなっています。まず現在の空調システムの状態を知り、今後の対策を考える上でも試しに点検をしてみるというのは良い選択です。仮に規制の対象機種であった場合もそうでない場合も、そのまま使い続けるのか、入れ替えを検討するのかを考える良いきっかけになります。
古い機種は修理が困難に R 22冷媒機種は要注意
R 22冷媒機種の注意点がもう一つあります。それが修理の困難さです。
R 22冷媒はすでに生産全廃になっており、新たに作られることはありません。つまりは既存の在庫しかない状態のためこれから価格が高騰し続けており、品薄になって入手しづらくなることは必然です。
また漏れたフロンを充填できるのは、専門業者である第一種フロン類充填回収業者のみ。彼らの数もリソースも限られています。
このため冷媒自体が調達しにくく、工事業者の手配も難しくなることから、R 22冷媒機種の場合、壊れたらすぐに修理する、交換するというわけにはいかなくなっています。
空調が壊れ、修理期間がかかるとなると、最悪の場合、店舗ではしばらく休業、ビルの場合もテナント等に迷惑をかけ、我慢をお願いすることになります。総合的に考えてみても、R 22機種を使い続けるデメリット、リスクは明らかです。
気になる電気代 10年前の機種VS最新機種 電気代は半分に
今すぐ点検または入れ替え検討をした方が良い理由の3つ目は「電気代」です。
メーカーによると、10年前の空調と最新機種では省エネ性能が全然違っていて、最新機種を使うと消費電力量は半分、電気代も半分になるとしています。
資源エネルギー庁の2020年版「エネルギー白書」によると、事務所やビル、店舗、ホテル、学校、病院など業務他部門の全エネルギー消費のうち冷房が13%、暖房が16%となり、合計すると30%近くを空調が占めています。また一般財団法人省エネルギーセンターでも、オフィスビルのエネルギー消費のうち空調が28%と約3分の1を占めているとしています。営業時間・業務時間内はずっと付けっぱなしになっていて稼働時間の長い業務用空調にとって、この差はとても大きく、インパクトがあります。
とは言え、動いている空調を新たに買い換えるという決断も難しいことから、まずは現状把握のためにも点検を行い、空調の状態とコストを確認することから始めるのがオススメです。いつまで、どこまで使い続けるのか、入れ替えのタイミングはいつがいいのかなど、一度シミュレーションしてみることで計画的に入れ替えを考えられるようになります。
臭いや異音をチェック 快適さと高パフォーマンスを取り戻すために
空調も長年使っているとフィルタが汚れたり目詰まりしたり、内部の部品の調子が悪くなったりと徐々に傷んできます。それが原因で嫌な臭いや異音を発生させたり、なかなか冷えない/暖まらないなどが起きてきます。
特に最近は温暖化によって外気温が上昇し、夏場の空調は今まで以上に負荷がかかり、厳しい稼働環境になっています。突然の不調や故障を防ぐためにも、点検を通じて内部の様子を見ると臭いや異音、不調の原因が分かり、長く使い続けるための適切な対応ができるようになります。
また一緒にクリーニングを実施してフィルタの汚れなど内部を清掃・メンテナンスすることで、高パフォーマンスを取り戻すことができます。
空調やビルに関する課題、お悩みはカナデンにご相談ください。
空調の点検・入れ替え カナデンに相談するメリット
ここまで今お使いの空調の点検・入れ替え検討をおすすめする理由を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?ここからは、なぜ私たちカナデンにおまかせいただいた方が良いか?お客様がカナデンに相談するメリットをご紹介します。
メリット1.調達が早く、工期が柔軟&早い
カナデンは、一次代理店となっている三菱電機をはじめ、主要メーカーの製品を取り扱っており、調達に強いルートを持っているため、新製品はもちろん、保守や修理に関わる部品や部材も速やかに手に入るという強みを持っています。
工事部門も自社内と協力会社が全国に広がっており、空調の調子が悪い時、壊れた時などに柔軟かつスピーディーに対応することができ、お客様に安心を提供します。
メリット2.点検・クリーニングだけでもOK
いま動いている空調を無理に入れ替える必要はありません。壊れる前または電気代が大きくなる前、修理やメンテナンスに手間がかかる前の適切なタイミングで更新することが、コストを抑える最良の手段です。
カナデンでは、買い替えをする予算がなくても快適な環境を取り戻したい、今の電気代や空調の利用状況からいつ更新するのが最適なのかといったご相談も大歓迎です。クリーニングやメンテナンス、電気代シミュレーションを通じて、これからの空調の設備投資計画を一緒に考えていきます。
メリット3.空調以外の省エネ、防災対策などなどまとめて対応
カナデンが取り扱っているのは、空調だけではありません。照明器具や換気装置、非常用発電機、再生可能エネルギー、蓄電池、エレベータなどビルや店舗の各種設備も手掛けています。空調だけでなく、全体の電気代を見直したい、リニューアルしたいというご希望にも対応できます。
例えば、建物内の照明をLED化して照明にかかるといった今すぐはじめられる省エネはもちろん、エネルギーマネジメントシステムを通じていま実際にかかっている電気代や消費電力の状況を見える化したり、太陽光発電システムなど再生可能エネルギーの導入、蓄電池と組み合わせて災害時でも電力を供給できるようにするなど、建物にかかわる各種の要望にお応えできます。また、いま一番問題となっている新型コロナウイルスへの対応についても、ロスナイなど換気・除菌装置を設置して屋内換気の能力を強化することも可能です。
空調リニューアルはぜひカナデンにお任せください
20年前から空調を変えていない、今の状態が分からないという場合は、ぜひカナデンにご相談ください。また、そこまで古くない機種を使っている、数年前に買い換えたというお客様も、ぜひ一度お声がけください。
空調は使っていると劣化や不調が必ず起きるもの。長く高いパフォーマンスを維持していくためにも点検やメンテナンスは大切です。また入れ替えの時期を事前に検討しておくことで計画的に進めることが可能になります。カナデンはお客様と一緒に最適な対処法を考えていきます。
空調をはじめ屋内設備は一度取り付けたら終わりではなく、長く使い続けるためのものとして普段からの見守りが重要。カナデンは御社の屋内設備の見守りパートナーとして、屋内空間の快適化に加え、電力コストの削減や感染症対策、安全安心、グリーン化といった各種ご相談にお応えします。
いまお使いの空調機器は大丈夫ですか?空調更新に役立つ知識を一挙ご紹介します!
空調システムは一度設置したら10年から15年は普通に動きます。技術進化のおかげで昔ほど故障することは少なくなっていますが、それでも空調機器はやっぱり精密機械。なんの手入れもしなければ自然と劣化し、不調になったり、突然壊れてしまうこともあります。それを防ぐためにも、定期的な点検とメンテナンスで手を入れてあげることで、長期間にわたって高いパフォーマンスを保ち、結果としてお得になります。
また、数年前に空調システムを設置した時と今では大きく時代は変わっていて、旧来機種を使い続けるリスクというのも出てきています。その典型的な例が、R 22冷媒(HCFC)という強い温室効果ガスに関するものです。今では規制が非常に厳しくなっていて、このまま使い続けていくと思わぬ損失になったりします。
そこで今回は、現在使っている空調システムについて、今すぐ点検または入れ替え検討をした方が良い理由を紹介します。
規制が厳しい?R22冷媒使用機種とは?
はじめに注意喚起としてお伝えしたいのが、R 22冷媒についての動きです。
2020年4月1日に改正されたフロン排出抑制法によって、業務用エアコンと冷凍・冷蔵機器について、使用と廃棄時により厳しい規制が課されることになりました。もし現在お使いの空調システムが対象機器の場合、注意する必要があります。
20年ほど前までの業務用空調には冷媒としてR 22が使われていましたが、温室効果ガスであることが判明してからは世界的に規制がかかるようになり、このたびモントリオール議定書とオゾン層保護法にもとづいてR 22冷媒は生産が禁止され全廃となりました。それにともないフロン排出抑制法が改正され、R22冷媒を使用した機種には使用と廃棄に大きな制限がかけられています。
具体的には、R22冷媒の業務用エアコンの使用について、すべての機器について3ヶ月に1回以上の簡易点検、一定以上の機器に関しては1年または3年に1回以上、専門家による定期点検が義務付けられています。さらにその点検記録も保管する必要があり、たとえ機器を入れ替えて旧機種を廃棄したとしても、廃棄後3年間は保管することが義務となっています。
また廃棄についても、廃棄する前にフロン回収を専門業者に依頼して行ってもらわなければなりません。この作業は都道府県認定の第一種フロン類充填回収業者のみが可能です。機器の廃棄の際も、引取業者に対してフロン回収済みを証明する引取証明書の写しを提出する必要があり、これは先の専門業者によるフロン回収を行った後にしか手に入れることができません。
これらの義務を怠った場合、違反者所有者には50万円以下の罰金が課せられるので注意が必要です。
もし今使っている空調システムが2000年頃の機種だった場合、規制の適用範囲になる可能性が非常に高くなっています。まず現在の空調システムの状態を知り、今後の対策を考える上でも試しに点検をしてみるというのは良い選択です。仮に規制の対象機種であった場合もそうでない場合も、そのまま使い続けるのか、入れ替えを検討するのかを考える良いきっかけになります。
古い機種は修理が困難に R 22冷媒機種は要注意
R 22冷媒機種の注意点がもう一つあります。それが修理の困難さです。
R 22冷媒はすでに生産全廃になっており、新たに作られることはありません。つまりは既存の在庫しかない状態のためこれから価格が高騰し続けており、品薄になって入手しづらくなることは必然です。
また漏れたフロンを充填できるのは、専門業者である第一種フロン類充填回収業者のみ。彼らの数もリソースも限られています。
このため冷媒自体が調達しにくく、工事業者の手配も難しくなることから、R 22冷媒機種の場合、壊れたらすぐに修理する、交換するというわけにはいかなくなっています。
空調が壊れ、修理期間がかかるとなると、最悪の場合、店舗ではしばらく休業、ビルの場合もテナント等に迷惑をかけ、我慢をお願いすることになります。総合的に考えてみても、R 22機種を使い続けるデメリット、リスクは明らかです。
気になる電気代 10年前の機種VS最新機種 電気代は半分に
今すぐ点検または入れ替え検討をした方が良い理由の3つ目は「電気代」です。
メーカーによると、10年前の空調と最新機種では省エネ性能が全然違っていて、最新機種を使うと消費電力量は半分、電気代も半分になるとしています。
資源エネルギー庁の2020年版「エネルギー白書」によると、事務所やビル、店舗、ホテル、学校、病院など業務他部門の全エネルギー消費のうち冷房が13%、暖房が16%となり、合計すると30%近くを空調が占めています。また一般財団法人省エネルギーセンターでも、オフィスビルのエネルギー消費のうち空調が28%と約3分の1を占めているとしています。営業時間・業務時間内はずっと付けっぱなしになっていて稼働時間の長い業務用空調にとって、この差はとても大きく、インパクトがあります。
とは言え、動いている空調を新たに買い換えるという決断も難しいことから、まずは現状把握のためにも点検を行い、空調の状態とコストを確認することから始めるのがオススメです。いつまで、どこまで使い続けるのか、入れ替えのタイミングはいつがいいのかなど、一度シミュレーションしてみることで計画的に入れ替えを考えられるようになります。
臭いや異音をチェック 快適さと高パフォーマンスを取り戻すために
空調も長年使っているとフィルタが汚れたり目詰まりしたり、内部の部品の調子が悪くなったりと徐々に傷んできます。それが原因で嫌な臭いや異音を発生させたり、なかなか冷えない/暖まらないなどが起きてきます。
特に最近は温暖化によって外気温が上昇し、夏場の空調は今まで以上に負荷がかかり、厳しい稼働環境になっています。突然の不調や故障を防ぐためにも、点検を通じて内部の様子を見ると臭いや異音、不調の原因が分かり、長く使い続けるための適切な対応ができるようになります。
また一緒にクリーニングを実施してフィルタの汚れなど内部を清掃・メンテナンスすることで、高パフォーマンスを取り戻すことができます。
空調やビルに関する課題、お悩みはカナデンにご相談ください。
空調の点検・入れ替え カナデンに相談するメリット
ここまで今お使いの空調の点検・入れ替え検討をおすすめする理由を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?ここからは、なぜ私たちカナデンにおまかせいただいた方が良いか?お客様がカナデンに相談するメリットをご紹介します。
メリット1.調達が早く、工期が柔軟&早い
カナデンは、一次代理店となっている三菱電機をはじめ、主要メーカーの製品を取り扱っており、調達に強いルートを持っているため、新製品はもちろん、保守や修理に関わる部品や部材も速やかに手に入るという強みを持っています。
工事部門も自社内と協力会社が全国に広がっており、空調の調子が悪い時、壊れた時などに柔軟かつスピーディーに対応することができ、お客様に安心を提供します。
メリット2.点検・クリーニングだけでもOK
いま動いている空調を無理に入れ替える必要はありません。壊れる前または電気代が大きくなる前、修理やメンテナンスに手間がかかる前の適切なタイミングで更新することが、コストを抑える最良の手段です。
カナデンでは、買い替えをする予算がなくても快適な環境を取り戻したい、今の電気代や空調の利用状況からいつ更新するのが最適なのかといったご相談も大歓迎です。クリーニングやメンテナンス、電気代シミュレーションを通じて、これからの空調の設備投資計画を一緒に考えていきます。
メリット3.空調以外の省エネ、防災対策などなどまとめて対応
カナデンが取り扱っているのは、空調だけではありません。照明器具や換気装置、非常用発電機、再生可能エネルギー、蓄電池、エレベータなどビルや店舗の各種設備も手掛けています。空調だけでなく、全体の電気代を見直したい、リニューアルしたいというご希望にも対応できます。
例えば、建物内の照明をLED化して照明にかかるといった今すぐはじめられる省エネはもちろん、エネルギーマネジメントシステムを通じていま実際にかかっている電気代や消費電力の状況を見える化したり、太陽光発電システムなど再生可能エネルギーの導入、蓄電池と組み合わせて災害時でも電力を供給できるようにするなど、建物にかかわる各種の要望にお応えできます。また、いま一番問題となっている新型コロナウイルスへの対応についても、ロスナイなど換気・除菌装置を設置して屋内換気の能力を強化することも可能です。
空調リニューアルはぜひカナデンにお任せください
20年前から空調を変えていない、今の状態が分からないという場合は、ぜひカナデンにご相談ください。また、そこまで古くない機種を使っている、数年前に買い換えたというお客様も、ぜひ一度お声がけください。
空調は使っていると劣化や不調が必ず起きるもの。長く高いパフォーマンスを維持していくためにも点検やメンテナンスは大切です。また入れ替えの時期を事前に検討しておくことで計画的に進めることが可能になります。カナデンはお客様と一緒に最適な対処法を考えていきます。
空調をはじめ屋内設備は一度取り付けたら終わりではなく、長く使い続けるためのものとして普段からの見守りが重要。カナデンは御社の屋内設備の見守りパートナーとして、屋内空間の快適化に加え、電力コストの削減や感染症対策、安全安心、グリーン化といった各種ご相談にお応えします。